7月 25th, 2016

秋田犬の普通切手は2種類存在します。

日本を代表する犬種、秋田犬ですがその雄雄しく立派な姿から古くより様々なもののモチーフとして愛されてきました。また日本郵政局の普通切手のデザインにも採用され、1953年に発行してから2002年に発売中止になるまで長い間たくさんの人に愛され続けてきたことも有名です。

秋田犬というと「忠犬ハチ公」を思い浮かべる方も多いようですが、この普通切手のデザインのモデルになったのは「橘号」という雌の純血種犬がモデルだと言い伝えられています。

そのりりしい立ち姿や日本犬特有の引き締まった体つきは犬好きや切手コレクター以外の方の目に留まることも多く切手のデザインに採用され49年間という長い時間、活躍してきたのは納得です。

まだ今のようにメールや携帯電話がない時代に、送ったり送られてきた手紙に貼り付けてあったことを思い出す方もいるのではないでしょうか。

とてもシンプルなデザインの切手ですが、今のように簡単に繊細なプリントができる印刷技術がない時代に職人さんが丁寧に作り上げた為か、隅々までじっくりと見入ってしまったり、

とても奥の深い味があるものに仕上がっているように思える方や、

犬好きな方や切手コレクター以外の方の目に留まることも多いのではないでしょうか。この普通切手は1953年の発行当時、郵便料金がはがき5円・封書が10円だったため、購入する人が少なかったそうです。主に切手代に半端な数が生じた場合などに出番が限られていました。

ところが1989年の消費税導入で郵便料金が62円になったことから、購入する人が増えて需要が増し、大活躍する事になりましたが、だれも想像できなかったことかも知れません。

秋田犬の普通切手(当時2円)は実は2種類ある事をご存知でしょうか。

実は2種類ある秋田犬の切手は1953年版と1989年以降に発行されたものが存在します。

特徴や違いは1953年版は素朴で色味が黒く字体などが独特ではっきりしているのに対し、1989年以降版は全体的に青い色みに変化し日本郵政の字体の下に「NIPPON」という文字が追加されて、金額の数字もスッキリとしたものへと変化しています。

また秋田犬の印刷部分も繊細さを増し、細かな表情や陰影・毛並みなど小さな絵画のような雰囲気を持つようになりました。

時代の流れに乗り繊細な変化をしたことも、長く愛される理由だったのかもしれません。

その為、発売中止発表当時は終わりを惜しんだ方や、まとめ買いにいったコレクターの方も多かったのではないでしょうか。

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